馬の臀部(尻)から取った鞣し革で、組織が緻密で、 重厚な光沢のある滑らかな質感が特徴です。 馬1頭から作られるコードバンの量はごく僅かで非常に希少な上に、 使い続けることでツヤが増していくことから、 「キングオブレザー(革の王様)」「革のダイヤモンド」と呼ばれています。 現在、コードバンを作るタンナーは世界でも5社のみで、 日本の「新喜皮革」と「宮内産業」、アメリカの「ホーウィン」、 イギリスの「クレイトン」、アルゼンチンの「ロシナンテ」が、コードバンを製造を行っております。 なお、「コードバン」という名称は、かつて皮革工業が盛んだったスペインの都市・コルドバに由来しています。 |
馬革は非常に丈夫で軽いのが特徴で、その中でもコードバンは一般的な牛革の約3倍の強度があると言われています。 他の革に比べて繊維が緻密でキメが細かく丈夫なので、きちんとお手入れをすれば、長く使用することも可能です。 また、使用し続ける事で独特の美しい光沢が出て味わいが増していきます。 |
通常、革は食用として消費した動物の副産物として生産されます。 革を生産する原料のために動物を殺生する事はありません。 そのため、食用として消費されやすい牛や豚の革が主流となり、馬の革はおのずと流通量が少なくなります。 流通量が少ない馬革の中でも、臀部のみを使用するコードバンは、さらに流通量が少ないため希少価値が高くなるのです。 |
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